Apple Watch(watchOS 5) アクティビティの競争におけるポイントの算出方法

Apple Watch Series 4、ついに買っちゃいました。
いや、今までよく我慢してたなと思います。「運動なんて全然しないのに買ったってしょうがないじゃん!」と自分に言い聞かせて何とか我慢していました。しかし転居に伴い自動車を売却、そしてロードバイク(ランドナー)を購入。さらに新型Apple Watchの発売。なんという偶然。これは買っちゃいますよね。

早速友人にWatchOS 5の新機能であるアクティビティの競争を挑みました。数日間お互い譲ることなく五分五分の勝負を続け、どうしたら効率的にポイントを稼げるかと考えたところ、気になる点が出てきました。

「このポイントってどうやって算出するんだろう?」

 

まずは公式サイトで調べてみました。

Apple Watchでアクティビティの情報を共有し、友達と競い合う

競争中は、両者とも、アクティビティのリングの達成率に応じて、ポイントを獲得できます。毎日、リングを埋めたパーセント分のポイントを獲得し、1 日に最大 600 ポイントを獲得できます。

 

分からず屋の僕はこれだけでは納得できません(普通理解できるのでしょうか……?)。検索しても他に有用な情報が得られず、フラストレーションがたまる日々。ついには2週間分のデータを使ってパラメータ同定をしようかと思い始めていたころ、以下のサイトを発見しました。

How to Start an Activity Competition With a Friend in watchOS 5

How Points Are Calculated

Each person participating in the competition receives one point for every percent added to the Stand, Move, and Exercise rings, with up to 600 points available to be earned per day.

 

つまり、Move、エクササイズ、スタンドそれぞれの達成率をそのままポイントに使っているということですね。
(それを知った上で日本語の公式サイトを見ると、確かにそう言っている気がする……。)

2017年に読んだ本まとめ

大変遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。今年も良い年にしたいですね。

さて、タイトルの通りです。1年間で読んだ本を思い出せる限り挙げることで2017年の振り返りをしよう思います。この取り組みは2年目となりましたが、去年同様に報告がとても遅い…。来年こそは。

今年は専門書が増えました。読んだ量が少ないのはそれが影響しているのかな。本当は全部にコメントを書きたいのですが、最初から高い目標を掲げると結局終わらずに伸びてしまうので、気が向いたら追記していきます。これがスモールスタートっていうやつですかね。

 

1.フィクション

1-1.レ・ミゼラブル(岩波文庫)ヴィクトル・ユーゴー
一度は読むべき。しかし長い。

1-2.ドン・キホーテ(岩波文庫)セルバンテス
やはり古典的名著は良いなという事を思い知らされる本。これが17世紀に書かれたとはとても信じられません。若い人に読んでほしい。ただレミゼ程ではないですが、長いです。

1-3.みずうみ(岩波文庫)メリメ

1-4.箱男(新潮文庫)安部公房
ヘンタイ小説。

 

2.ノンフィクション

2-1.統計学入門(東京大学出版会)
これは本当にいい本です。最近流行りのデータサイエンティストになるには、まずここからでしょうかね。このシリーズは3冊あるので、全部読みましょう。
分かりやすく、かといって表面だけをなぞっているわけではないので、”結局どういうこと?” という疑問がほとんど出てこない。大学で解析学をとっていれば十分理解できます。

2-2.入門Python3(オライリー・ジャパン)
Pythonを始めるにあたり、まずはこれだろうと言うことで。申し分なし。

2-3.自由であり続けるために20代で捨てるべき50のこと(サンクチュアリ出版)

2-4.昭和サーティーズ‐あの頃、まわりはすべて遊び場だった(文芸社)

2-5.若き科学者への手紙:情熱こそ成功の鍵(創元社)

2-7.人工知能と経済の未来 2030年雇用大崩壊(文春新書)

2-8.人工知能は人間を超えるか(KADOKAWA/中経出版)

2-9.漱石を電子辞書で読む(時事通信社)

2-10.いきたい場所で生きる 僕らの時代の移住地図(ディスカヴァー・トゥエンティワン)

2-11.声に出して読みたい旧約聖書(草思社)
聖書の勉強用としてはあまり適切ではないと思いますが、文語訳の美しさを存分に味わえます。

2-12.超図解 一番わかりやすいキリスト教入門(東洋経済新報社)
分かりやすくまとまっています。初めての人向け。

2-13.「死ぬくらいなら会社辞めれば」ができない理由(あさ出版)

2-14.「死ぬのが怖い」とはどういうことか(講談社)

2-15.量子コンピュータが本当にすごい(PHP研究所)

 

 

 

iPad Pro 10.5インチ + smart keyboardによる快適なモバイルコンピューティング

お久しぶりです。なんとか元気にやっております。

自己啓発のため、相変わらず土日はもっぱら勉強。最近は英語、数学(統計等)、機械学習を中心に勉強してます。機会学習は近年ホットな分野ですし、人がどんどん入ってくる。となると当然優秀な人も多い訳で、刺激が多くてとても魅力的です。ゆくゆくはこちらの分野へ進出……なんて事も狙いつつコツコツとやっているところですが、まだまだ使えるレベルには到達してないな。

さて、本題に移ります。タイトルの通り、iPad Pro 10.5インチの使用感まとめです。iPadは初代から数年おきに買っていて、今回で4台目。正直、過去の3台は「あると楽しいけど、無くてもいいかな」という感じで、メインのMacBook Pro 13インチの代わりになるようなものではなかったんですが、今回は違いました。もう外出時にMacBook Proは持ち歩く気になれません。

以下、良い点悪い点をまとめます。僕の環境は、iPad Pro 10.5インチ、smart keyboard、Apple Pencilです。用途は読書(kindle or iBooks + 英辞郎 on the WEB)、文書作成程度のライトなものを想定しています。

 

良い点


軽い・小さい

これは外出時に持ち歩くには嬉しい点です。カバンも小さいもので済むし、本体とキーボードカバーを含めて約700gと、MacBook Pro 13インチよりも600g以上軽いです。

タイピング音が静か

カフェで使うことが多いので、これは本当にありがたい。最近のMacBookシリーズに使われている第2世代バタフライキーボードはタイピング音がうるさすぎるのでそこが不満でした。打鍵感覚は先代のMacBook Airのキーボードの方が良いですが、SmartKeyboardの音はそれよりも小さく鈍い音がするので、全く気を使わずにバンバン打てます。ッターン! としたい人には向いていませんが(returnキーの打鍵音がめちゃくちゃ大きい人、結構多いですよね)。

目立たない

スタバでMacでドヤりたいタイプではなく、またドヤっていると思われるのも嫌なのでMacBook Proを開くのをためらうことがありました。特に混雑時、周りにMac使用者が多いと何となく嫌ですね。しかしiPad Proなら大丈夫です。端から見たら一緒なのかもしれませんが……。

LTE通信ができる

移動中に調べものをしたい場合、今まではiPhoneを使っていましたが、やはり画面が大きく情報量が多いiPadの方が遥かに効率がいいです。MacBook Proだとテザリング等の面倒な操作が必要でしたが、LTE通信のできるiPadなら開いてすぐ検索できます。些細な違いのようで、これはかなり大きいです。

ペン・ノートと変わらぬ書き心地

これについては他のサイトで散々レビューされていますね。正直購入前の調査段階で「本物のペン・ノートと変わらぬ書き心地!」というレビューは疑っていたのですが、本当でした。これは良いです。

 

 

悪い点


マルチタスクが不完全

KindleやiBooksで英語の本を読む時に英辞郎 on the WEBアプリを使っています。今までは調べる際に一々アプリの切り替えをしていたのですが、iOS 11から使えるようになったSplit Viewのおかげで、読みながら辞書を引くという作業が大幅に楽になりました。しかしiOSの特性上、Split Viewが使えるかどうかはアプリ側の対応状況によって決まってしまう訳で。もちろんiBooksは純正なので対応していますが、Kindleが未対応。画面の一部が隠れてしまうSlide Overしか使えません(下記画像参照)。Amazonさん、頑張ってください。

※KindleもSplit Viewに対応しました。今は問題なく使えています。

漱石全集(岩波書店) 新シリーズ発売


GUTE-URLS

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Please wait for API server guteurls.de to collect data from
www.iwanami.co.jp/news/n17359.ht...

以前取り上げた岩波の漱石全集ですが、新しいシリーズが出たみたいですね。

 

2016年12月から出ているそうです。結局これも全部揃えちゃうんだろうなあ。

2016年に読んだ本まとめ

2017.05.28記

お正月に書いていた記事が下書きのままだったのでそのまま投稿します。

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あけましておめでとうございます。今年も良い年にしたいですね。

さて、タイトルの通り、2016年の振り返りとして昨年読んだ本を思い出せる限り挙げてみたいと思います。こうやって挙げてみて気づきましたが、岩波文庫が多い。岩波文庫最高です。

 

1.フィクション

1-1.白鯨 上・中・下(岩波文庫)メルヴィル

鯨の描写が細かく、聖書の内容に度々触れられていてとても勉強になるし、何と言っても訳と注釈が最高です。これが岩波文庫のイイところ。

ちなみに『中』が我が家に二つあります。誰かもらってください。

 

1-2.王子と乞食(岩波文庫)マーク・トウェーン

古い翻訳の割に読みづらさがなく、すらすらと読めました。星三つ。

 

1-3.ジーキル博士とハイド氏(岩波文庫)スティーブンスン

誰でも知ってる小説ですね。今更感がありますが、読んでみました。ハイド氏の恐ろしさが臨場感たっぷりに伝わってきて楽しめました。

 

1-4.カルメン(岩波文庫)メリメ

僕はオペラが先でしたが、こちらも良かったです。

 

1-5.東京に暮す(岩波文庫)キャサリン・サンソム

イギリス外交官夫人として来日した著者の日本人観を綴ったもの。少し小馬鹿にされているような気もする。

 

1-6.あしながおじさん(新潮文庫)J・ウェブスター

僕もお金持ちになったらこんなことしてみたい。

 

1-7.嵐が丘 上・下(岩波文庫)エミリー・ブロンテ

ヒースクリフのあまりの外道さに鳥肌が立ってきます。

 

1-8.月と六ペンス(岩波文庫)モーム

ゴーギャンがモデルの小説。作中ではかなり破天荒だけど、どこまで本当なんだろう(ほとんど本当…?)。

 

1-9.ヴェニスに死す(岩波文庫)トオマス・マン

美しい少年に魅せられた主人公(男)の話。

 

 

2.ノンフィクション

2-1.量子力学と私(岩波文庫)朝永振一郎

2-2とセットで読みました。量子力学など物理学の変革の時期に生きた朝永振一郎先生の講義・講演をまとめたもの。どんどん先に行く(と朝永先生は考えていた)湯川と自身を比較して精神的にかなり病んでいたようです。何でも上手くやる天才だと思っていたんですが、そうでもないみたいですね。かなり勇気づけられました。

 

2-2.科学者の自由な楽園(岩波文庫)朝永振一郎

朝永振一郎の講演から作られたようです。

 

2-3.生命とは何か(岩波文庫)シュレーディンガー

量子力学の超有名方程式”シュレーディンガー方程式”のシュレーディンガー。生命について物理学的に考察しています。これは読むべき。やはり天才だな。

 

2-4.数学を志す人に(平凡社)岡潔

あまり数学とは関係ありませんでした。

 

2-5.科学者という仕事(中公新書)酒井邦嘉

 

2-6.偶然の統計学(早川書房)デイヴィッド・J・ハンド

統計好きな人は読んでみるといいかもしれません。

 

2-7.魂の退社(東洋経済)稲垣えみ子

たぶん、会社辞めたくなります。

 

2-8.村上さんのところ(新潮社)村上春樹

 

2-9.本音で生きる(SB新書)堀江貴文

 

2-10.君はどこにでも行ける(徳間書店)堀江貴文

 

2-11.99%の会社はいらない(ベスト新書)堀江貴文

堀江さんらしい本ですね。

 

2-12.新しい道徳(幻冬舎)北野武

 

2-13.ヤクザになる理由(新潮新書)廣末登 

 

2-14.学者は平気でウソをつく(新潮新書)和田秀樹

主に医学系の話だったと思います。

 

2-15.無頼のススメ(新潮新書)伊集院静

 

 

2-16.バカしか入らない生命保険(祥伝社新書)三田村京)

“生命保険はバカしか入らない”という意味でなく、”バカしか入らない生命保険がある”という意味でした。勉強になります。

 

 

今年はAIの勉強をしたい。専門書の比率が上がるので、去年のようなペースでは読めないかなあ。

四万温泉に行ってきた

お久しぶりです。

 

四万温泉に行ってきました。目的は読書です。とにかく邪魔されずゆっくり本が読みたいということで、温泉旅館を選定。贅沢に室内露天付きの部屋にしました。

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泉質も自分にあってて、何回も楽しめました。夕食時だけ部屋の外に出ただけで、あとはこもりっぱなし。目的を果たせたので大満足でした。

もう安宿には戻れないな…

自動車業界 略語多すぎ問題

タイトルの通りである。一例として、自動車技術 vol.69 2015. 08 (自動車技術会)を読んでいて見つけた略語を紹介すると、

車の種類 EV, HV, PHEV, HEV, FCV, SUV, LCGC

トランスミッション AT, MT, CVT, DCT

車両制御 ABS, ESC, HPS, EPS, EPB, DYC, TVS, SBW

車両安全関係 ASV, IIHS, PCS, AEBS, LDWS, TPMS

自動運転 ACC, LKAS

情報 GPS, ETC, ITS, VICS, UTMS, AMIS, FAST, PTPS, DSSS, DSRC

環境・燃料 LNG, LPG, ZEV, JC08, GPF, EGR, ISS

材料・工法 PP, CFRP, FSW

その他 NVH, CFD, FEM, HUD, CAE, PWM, GSI

 

比較的一般的な略語のみ抜き出したつもりだが、これだけの数になってしまった。専門じゃない人には1割くらいしか分からないんじゃないかなあ

その手の人たちの会話ではこの他にも工学的な専門用語、社内専用の単語や暗号などのオンパレードで、ひよっこの僕は付いて行くのがやっとです…

spot3 -足利市のコワーキングスペース-

外で仕事、勉強したい時はどこへいきますか?

スタバ?ドトール?残念なことに足利市周辺には独立型のこれらの店舗は無い。イオンにスタバがあるけれども、騒がしくて落ち着けなさそうだ。店側もそういう客を求めてはいまい。

図書館?学生が多いんだよなあ。そのうえパソコンが使えるスペースのある図書館は少なく、席があっても電源・Wifi問題で苦労する事が多い。

となると、数年前からよく耳にするようになったコワーキングスペースが思い浮かんだ。「こういうのって都内にしか無いんだよなあ……」なんて思いつつ一応調べてみた。足利市にあった。

SPOT3

足利の楽しさを伝える活動をする NPO法人 が運営しているようだ。最近あしかがハーヴェストプレイスから足利駅前に移ったらしい。今はさらに足利駅に近いところへ移転するための準備中とのこと。営業日、営業時間については少し物足りない感があるが、これも移転後改善されていたら嬉しい。いやいやいや、こういった場所があるだけでありがたい事だよな。新装OPENしたらすぐに行ってみようと思う。

過去に最も引用された論文とは?

引用とは、研究者が論文中で自分の手法やアイディアの根拠を示すためのものである。例えば、「ここまでは—により調べられている。しかし、我々は更に~~について着目し……」や、「分析手法として–法を採用した」などという形で、既に発表されている論文をとりあげる。

ある論文が引用された回数(被引用数)が多いということは、それだけ他の研究者に注目されていると言い換えられる。そのため、この被引用数によって論文の大まかな評価をすることが出来る。つまり乱暴に言えば、研究者たちは被引用数の多い論文を書くことに心血を注いでいるのだ。

被引用数の多い論文というのはどういうものなのだろうか?アインシュタインの特殊相対論やディラック方程式、DNA二重らせん構造の観測、高温超伝導などのノーベル賞級の理論や発見ばかりなのだろうか。トムソン・ロイターのWeb of Scienceのデータベースに基づき、natureが発表した情報(The top 100 papers)によると、上述のどれもTOP100にはランクインしていない。

もっとも被引用件数が多いのは、溶液中のたんぱく質の定量法に関する論文で、なんと約305,000回引用されている。また、ランクインした論文の多くは、それぞれの分野で基礎的に用いられている実験手法やソフトウェアであることがわかる。

学術論文の数は膨大であり、1900年以降に発表されたものだけに限っても、すべての論文の初項を積み重ねていくと、キリマンジャロ山ほどの高さになるという。この中でもTOP100の論文の被引用数は極めて異質であり、TOP3となると更にずば抜けている。一方で、一度も引用されていない論文は約半数を占めるという。

 

top100
THE PAPER MOUNTAIN (“The top 100 papers“, nature.com)

 

ランキング上位の論文とそうでない論文を区別するものは何なのだろうか。これについては本文にも少し書かれているが、以前私も物理系研究者の先輩とこれに近い議論をした記憶がある。ノーベル賞級の超有名論文の被引用数がそれほど伸びないのは、もはやその分野の人間にとって常識となってしまった理論や発見が多く、またそうなるまでにかかる時間が極めて短いためであると考えられる。例えば、論文中にシュレーディンガー方程式を記す際にわざわざ引用をすることはまずありえない。教科書にも載っていて、だれでも知っているからだ。

 

興味深い記事を見つけた。
<論文紹介> Google Scholarはニセ論文にだまされるか? 研究者が自分の被引用回数やh-indexを不正操作できるか、スペインの研究グループが実験

春琴抄(谷崎潤一郎)を読んだ

kindleは偉大だ。Kindle Paperwhiteを買ってから僕の生活は一変した。寝る前の読書がこんなに楽しいと思ったのは初めてである。先日もノリノリで次に買う本を探していたら、リコメンドコーナーにこれを発見した。タイトルに惹かれて購入。谷崎は初めて。

 

幼くして盲目となった三味線の名手である春琴と、彼女の丁稚として、また弟子として寄り添い続ける佐助の話。究極の愛がここにはあった。

佐助は10代の頃から丁稚として春琴の身の回りの世話をし、その後弟子となる。泣き出すほどの厳しい稽古にも佐助は必死で喰らいつき、稽古以外では手厚く身の回りの世話をした。後に夫婦同然の暮らしをするようになるが、春琴は弟子と結婚なぞしないと言うし、佐助の方は師匠様と結婚など恐れ多いと否定する、といった関係であった。

器量が良く三味線も抜群にうまい春琴だが、気性が荒く人に恨まれる事が多かった。そしてある晩彼女は何者かに襲われ、ひどい姿にされてしまう。顔を見られることを嫌がる師匠を想い、佐助はとんでもないことをするのだ。そして、

佐助「もう一生涯お顔を見ることはござりませぬ」
(中略)
春琴「今の姿を他の人には見られてもお前にだけは見られとうない」

究極の愛とはこれである。つまり昔話的いい話。

 

わざとそうしたのだろうが、 文章中に句読点が圧倒的に少ない。これには最初は戸惑うかもしれない。しかしリズムが取りやすいので、スイスイ読めてしまうと思う。

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