漱石全集(岩波書店)のすゝめ

漱石全集にハマっている。

 

文庫版でなくなぜ全集にハマっているかというと、岩波の漱石全集は注解が秀逸だからだ。当時のモノ・場所・人・政治などについてくどいほど丁寧に解説されているし、漱石独特の当て字や原稿の訂正箇所まで細かく説明があるのだ。過去に漱石の作品は全て読んだことがあったが、この素晴らしい注解をふまえて読むと新しい発見がいくつもあり、より深く楽しむことが出来た。

注解が1ページに数個あるので、すらすらと気軽に読みたい方には向かないかもしれない。これは漱石好きのための全集なのだ(そもそも全集とはそうあるべきのような気もする)。

既に絶版となっているため、中古品としてしか手に入れられないのが辛い所だが、漱石好きの方にはぜひ読んで頂きたい。1960年代と1990年-2000年代出版の2種類存在するようだが、後者には栞紐が二つ付いているので、そちらがオススメだ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です